インテグレーションコースにようやく通えそうです。(トラブルがなければ)
思ったように進まないのが人生かとは思いますが、これが本当に思った以上で吃驚するのがドイツ生活の醍醐味。
そう、ドイツシステムの混沌さと私の壊滅的な言語力のマリアージュでね。
インテグレーションコースの概要については以前まとめたものが存在していますので、お時間ある方はお目通しいただければ幸いです。
今回は受講登録までの記録になります。登録まではすんなりいくんじゃないの?と思っていたけどすんなりいかなかったので書き残します。
滞在許可申請
コースの受講資格証明書の受け取りは、外国人局で滞在許可申請を受け付けてもらえてからなのでここから書きます。
5/31に外国人局に滞在許可を申請しに行きました。
日本人は3か月間観光ビザで滞在できるので、ドイツ入国後の申請でOKです。この申請にも事前予約が必要で、自治体によってはなかなか予約が取れないです。
私はドイツでは夫の2Pキャラ(カービィでいうところのワドルディ)なので、夫のVISAに付随した家族VISAを申請。
インテグレーションコースの受講資格証明書がもらえるか尋ねたところ、観光ビザからの切り替えでは滞在許可の審査が必要になり、1週間ほどかかるとのこと。審査をパスしてら郵送してもらえるとのことだったのでおとなしく待つことに。
Bescheinigung(証明書)が届くまで
1週間後
証明書届いてません。想定の範囲内。私もドイツ生活に慣れてきたなあとしみじみと。
1か月後
届いてません。さすがに遅くない?と思い、夫の勤務先に外国人をサポート担当の方がいるので、入局管理局に電話で状況を確認してもらえるか頼みました。(ドイツ語まだできないのでありがたい)
状況としては、もう審査はパスしているとのこと。
問い合わせ後数日で"Bescheinigung"(証明書)というタイトルのレターが届いた。
たぶん郵送手続きなどを担当者が忘れているか後回しにしているかのどちらかで遅れたに違いない。
内容としては、滞在許可証の電子カードができたから予定日に取りにきてとのこと。文中にはインテグレーションコースの参加を義務付ける旨が記載してある。
このレターがカードを受け取るまで、私の滞在が合法であることを示すものになるらしい。
語学学校に登録できず
これでインテグレーションコース通える!と思い、Bescheinigungを握りしめて近くの私立語学学校へドキドキしながら向かう。(事前にコース受講希望のメールを送信済み)
語学学校は以下から検索できます。
https://bamf-navi.bamf.de/de/
受付に行き、Ich möchte mich einen Integrationkurs anmelden. (インテグレーションコースに登録したい)と言って証明書を見せた。
受付のお兄さんは眉をひそめて一言、「これは証明書じゃないから登録できないよ」
想定外の返答に焦る私。私通う義務あるんですけど、と説明するもどうやらこのBescheinigungでは不十分らしい。BAMF(連邦移住・難民局)のスタンプが押してあるものが必要らしい。
これは困った。入国管理局に受講資格証明書を発行してもらえるよう、再度夫の勤務先のサポート担当の方に助けを求めた。
入国管理局の回答としては、私の立場では受講資格証明書をもらえないとのこと。
でも全額自己負担だとコースに参加できるとのこと。(この場合、修了後の半額返金も当てはまらないと思う)
え、コースの受講が(滞在延長申請の際)義務なのに?と内心思ったが仕方ない。
ふたたび学校選び(VHS or 私立)
私が以前登録を試みた私立語学学校は全額自費の場合の料金が記載されておらず、参加資格に受講証明書が必要と記載があったので、この学校は諦めよう。評判よさそうだから残念だけど。
他の私立学校で全額自費の金額が書いてあるとろこを見つけたが、当初思っていた2倍以上した。50%返金分を考慮すると4倍高い。ひぇっ
少しでも財布に優しいほうがいいので、ネットで情報収集に励む。ほうほう、VHS(Volkshochschule, 市民大学)という公立の学校でもインテグレーションコースを受講できるらしい。ここならべらぼーに高いってこともなさそう。
ということでVHSに登録しようと決めました。オンライン登録できそうだったので進めてみると、希望コースの選択ができないのでメールで問い合わせてみた。
すると、インテグレーションコースは直接申し込みに行く必要があるとのこと。
次の営業日に尋ねてみようと思っていると、何やら私宛に封筒が届いたと夫から連絡が...!
受講資格証明書?ゲット
封筒の中身を見ているとインテグレーションコースの受講についてなんか色々書いてあり、BAMFの個人番号が記載された紙も入っていた。
あれ、これ受講資格証明書じゃない?私貰えないんじゃなかったんかーい。と思いながらもひとまず貰えてよかった。ほんとドイツ謎すぎる。
これが証明書だとしたら前回登録してもらえなかった語学学校でも大丈夫かもと思い、結局VHSではなく私立の語学学校へ再度登録のため足を運ぶことにした。
(私立の学校の方がVHSよりアクセスがいいのと、開始日が早かったので。証明書があればVHSでも私立学校でも値段変わらないと思います、多分)
再度語学学校に行ってこの証明書を提出すると受講登録してもらえた。いえーい!よかった。
あとはどのレベルから始めるかのテストを受ければ授業に参加できるはず。
学校始まったらそれはそれで大変そうだけど、何かのコミュニティに所属することは心の拠り所になるのでひとまず良かったです。
今日の1曲
No Party For Cao Dong - 醜
台湾のインディーバンドです。アンニュイな歌声とリフに心つかまれました。