ほぼドイツ!世界音楽見聞録

2023年よりドイツに居座っています。アジア音楽を中心に広く浅く聞いたり、二胡弾いたり

【インテグレーションコース】168日目 | Kraftwerk - Das Model

インテグレーションコース(ドイツ語学校)、168日目が終わりました。

今日スーパーでディチェコのパスタが1.1€だったので、ひゃっほうと思ってかごに入れていたら、近くにいたおじちゃんに「このパスタが一番いいよね、いつも3€くらいするから今日はめちゃ安い。明日まで安いよ」と言われた。日本ではこういうのっておばちゃんが言ってくるイメージがあるのだが、ドイツでは結構おじちゃんからお買得情報を聞くことが多い気がする。以前も梨を見ていたら、「この梨は高いよ、やめときな」みたいなおっちゃんが出現した。

 

そして今日の夕飯にアジアンスーパーで購入した冷凍春巻きを食べた。春巻き大好きなのでルンルンで爆発を顧みずに揚げた。日本の春巻きを想像して食べたら、口の中にアジアンスーパーの香り(五香粉?八角?なんかスパイス)が広がって衝撃を受けた。クオリティは高いと思うのだが、お子ちゃま保守的舌の私にはレベルが高すぎた。

 

授業内容と様子

最初の1時間は通常通り先生の授業、後半2時間はDHM(Deutsches Historisches Museum、ドイツ歴史博物館)の館長らしき人のオンラインセミナーがあった。

前半は第1次大戦後~第2次大戦前までのドイツの様子を学んだ。先日同様、写真付き文章を読んで、それらを自分の言葉で説明するなどした。私が当たったのは、1930年の無料配給スープをもらう国民の様子の写真だった。ワイマール共和国時代の世界恐慌真っただ中のドイツ。私は世界史好きだったので割とノリノリで話していたが、クラスの2/3以上は興味なさそうだった。

 

後半は館長さんらしき人がヒトラー台頭時代を中心に色々話してくれた。2時間ドイツ語でオンラインセミナーを聞くのはなかなか大変で半分くらいしか内容が入ってこなかった。そのなかで一番記憶に残っているのがニュルンベルク法だ。ユダヤ人の定義を宗教ではなく人種的な反ユダヤ主義によりに定めている。とんでもねえ法律だ。

私が今住んでいるアパートは古く、多分この時代には存在していた。そしてこのアパートの前にも迫害された方々を追悼するStolpersteinがある。今私が住まわせてもらっているこの部屋にその人が暮らしていたのかもしれない。ということで部屋に住まわせてもらっている感謝や追悼の意を込めて部屋を掃除した。

今も昔も悲しい出来事であふれていて、人間には誰もが納得する平和な世界は作れないだろうけど、自分の自己満足のために何か(人なのか環境なのか、対象の設定が難しいが)の役に立つことをして生きられたらなと思った。

 

宿題

ないよん

 

今日の1曲

Kraftwerk - Das Model

 

Das Model

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