郷に入っては郷に従え。
という言葉があるように、土地を移ればその土地のルールを遵守するのといのがトラブルを回避する上で大切な心構えである。
ドイツにも勿論ドイツ人の営みがあり、これまでの歴史で形成されたルールがある。このルールは日本のそれと異なる(というか細かい)部分が少なくない。今回は細かなこだわりポイント満載のドイツのアパートで生活する上で守るべきハウスルールについて、いくつかピックアップしてみた。
(私の手元にある賃貸契約書を翻訳アプリで解読した内容になるのであしからず)
(こちらで部屋探しと契約について少し触れています)
ハウスルールとは
居住者全員が守るべきルール。 重大なハウスルール違反や繰り返しのハウスルール違反は、 家主が予告なく契約を解除する重要な理由となる可能性あり。
換気
・賃貸物件は適切に換気する必要あり(定期的な短時間の換気)
・階段吹き抜け方向の換気は禁止
・凍害を避けるために、 寒い季節には賃貸物件を十分に暖房する必要あり
なるほど、確かに換気は大事ですよね。これは日本でもそうかも。
騒音
・午後 12 時から午後 3 時までと午後 10 時から午前 7 時までは静かにするための特別な配慮が必要(これらの時間帯は一般休憩時間らしい)
・楽器、 音響再生装置、音響伝達装置を使用する場合は、 部屋の音量を常に意識する
・一般休憩時間中は楽器の演奏は禁止
・入居者のお祝い事の際は他の入居者に早めに伝え、 相互配慮のルールを守る
・平和を乱す騒音レベルを引き起こす可能性のある家と庭の必要な作業は、 月曜日から金曜日の午前7時から午後12時と午後3時から午後6 時まで、土曜日の午前8時から午後8時までのみ実施できる
つまり、おねんねタイムは静かにしなさいと言うことですね。お昼の時間帯はちびっこやおじいちゃんおばあちゃんがお昼寝するということでしょうか。二胡の練習は他の時間帯にするように気を付けなければなりません。どのくらい音漏れするかもチェックしなければ。
あと、"平和を乱す騒音レベル"を引き起こすのはおそらく掃除機や洗濯機での作業のことだと考えられます。これらの家事も時間帯に注意しながら行わなければならないのですね。
日本でも夜に騒音を立てないように配慮はするけど、契約書に時間帯まで指定されて書いてあった記憶がないので新鮮だなと感じました。
ゴミ
・窓、バルコニー、階段の吹き抜けから何かをこぼしたり、 注ぎ込んだり、投げ捨てたりしてはだめ。
・家庭廃棄物や危険物は、排水溝やトイレに捨ててはだめ。
わざわざ契約書に書くのが面白い。過去にそんなことした人がいたのかもしれない。
ざっと見てみて、騒音関係に対する熱量がすごいなと感じました。
日本の賃貸契約書にここまで細かく記載されていたか記憶にないが、おそらく契約書に書いてあることを守ればトラブルを回避できると信じて従順に生活します。
今日の1曲
Jamiroquai - Virtual Insanity
部屋といって思いつく曲はこちらでした。MVでなんか最後の方虫出てきたような。新居で虫出たらいやだなあ。(ドイツにGがいることはゲストハウスで確認済み)