インテグレーションコース(ドイツ語学校)、137日目が終わりました。
今日はまるで春でした。もう三月も半ばなのでそりゃそうか~
(インテグレーションコースとは)
授業内容
今日は「duzenとsiezen」と「n-Deklination」の2本立てでした。
まず「duzenとsiezen」から。
ドイツ語には2人称にSieとduがあり、それぞれフォーマル、インフォーマルで用います。お互いにSieで呼び合うという意味の動詞がsiezen、duで呼び合うという動詞がduzenだそう。そんな動詞あるんだ、と驚きました。わざわざ動詞があるくらいなので、これらを使い分けることは文化的に大事なのだろう。
色々な国のフォーマル/インフォーマルな言い回しの使い分けについて話を聞けたが、印象としては日本は他の国に比べてフォーマルな表現(敬語)を使う言語だと感じた。
クラスメイトたちのほとんどは母国で店員とインフォーマルな表現で話すと言っていた。日本では普通敬語使うよな。しかも丁寧語、謙譲語、尊敬語が存在してややこしいよな。日本語を学ぶ外国人は敬語をどの段階でどの程度学ぶのか少し気になった。
そして日本で年配の方と若者が話す際(もしくは上司と部下)、若者は敬語で、年配の方は砕けた言い方をする場面があると思うので、ドイツ語でもそれは一般的なのか先生に聞いてみた。答えはノーで、ドイツでは互いに言い方を合わせるのが一般的らしい。勉強になる。
「n-Deklination」とは男性名詞で複数形が-(e)nの場合、常に-(e)nの形になる(1格単数、-orを除く)という法則です。日本語で言うと男性弱変化っていうのか?
例えばMenschで言うと、Sg. 1格: der Mensch, Sg. 2~4格: des/dem/den Menschen, Pl. すべてMenschenになるらしい。ほおーん。
加えて、形容詞が名詞化したものの語末変化についても学んだ。
例えば、形容詞bekanntはBekannteという形で名詞化する。こいつは形容詞が格変化した時のようにこの名詞自体も変化する。
der nette Bekannte
ein alter Bekannter
授業中に説明を受けたときは、へえ~そうなんだ。と思ったが、実際に自分が話すときにこれをうまく使うのはまだまだ難しい。
授業の様子
休憩中にコーヒーを買いに行ったのですが、いつもコーヒーを飲んでいるシリアガイはラマダン中なので飲んでいませんでした。朝起きてから日没まで何も口にしないってすごいな。私は入院していた時、手術当日に何も飲むなと言わたとき水飲みたくて仕方がなかった。彼曰く、今は肌寒いからまだそんなに辛くないらしいが、夏は大変と言っていた。想像に難くない。アラブの国は暑いイメージがあるので、熱中症不可避なのでは?と思って少し調べてみたら、断食中断を容認する宗教令が出されたときもあるんだな。
宿題
テキスト練習問題1ページ分。
語末変化むずかしいわあ
今日の1曲
溫蒂漫步 - Spring Spring
日本ツアーありますね。