この春からドイツで生活することになりました。
私の可愛い可愛い二胡ちゃんを置いていくわけには行きません。でも色々厄介そうと思ったら、思った通り大変です。以下3点についての記録です。
航空機での荷物
今回はJAL様を利用します。
JALではiPhoneだとメッセージで問い合わせできるので便利でした。
手荷物にできれば嬉しいのですが、残念ながら二胡ちゃんはサイズオーバーのため預け荷物でした。バイオリンはいけるのに少し悔しい。
預け荷物用の楽器用コンテナは当日準備できる場合があるとのこと。あることを切に願う。
二胡の下準備
手荷物にできないので、少しでも負担が軽減するように以下をしようと思います。
・弦少し緩める
・駒を枠まで寄せる(蛇皮を守る)
・緩衝材で動かないように固定
こんなんでいいんでしょうか?不安は残る。
ワシントン条約(CITES)
二胡に使用されているニシキヘビはワシントン条約による規制の対象なのです。悲しいことに。対応についてJAL様に問い合わせたところ、自分で関連機関に確認するようにとのこと。まあそりゃそうか。
なので経済産業省のページを穴が開く程見ました。
私税関で引っかかであろう物の輸出入は初めてなのでかなり不安なのですが、よくわからないなりに調べてみました。
まずはフローチャートをもとに何を用意すべきかを把握しました。
出典:
Q. 学術名がワシントン条約付属書に該当しますか?
→付属書Ⅱに該当
Q. いずれかの個人的な目的(個人特例)に当てはまりますか?
→引っ越し荷物
私の場合は移住になるので、個人特例に該当するのでは?と思ったのですが、小躍りするのはまだ早い。輸入先の国に同様の特例があるかを確認する必要があります。
各国の連絡先一覧があるのでドイツのBundesamt für Naturschutz (Federal Agency for Nature Conservation)にメールで問い合わせました。
その日のうちに返信があり、ドイツでも同様の特例があるためCITES申請書類は必要ないとのこと。わーい。
いや待てよ、、、冷静に考えると今回はヘルシンキ経由のフライトなので、シェンゲン加盟国への入国はフィンランドになるため、フィンランドに問い合わせるべきなのか?との疑問が浮上。
もやもやしたのでフィンランドの連絡先であるSuomen ympäristökeskus SYKE / Finlands miljöcentral SYKE (Finnish Environment Institute SYKE)にメールしてみると、これまたその日のうちに回答をいただけました。ありがたい。
回答としては、最終移動先はドイツなので、輸入国はフィンランドではなくドイツになるとのこと。ヘルシンキからドイツへ飛行機で移動する場合、CITESチェックはドイツで受けるとのこと。
ということは、外為法対象外となるということと判断できます。
あとは日本の税関に持ち出しの申請をすればOKとのこと。書類用意するのかなり大変そうなのでよかった。。。
(今回はあくまで私の例ですので、もしこれを参考にされる方が存在するのであれば、ご自身で確認をお願い致します。)
無事に損傷することなくドイツへ連れていくことができるのを願います。
今日の1曲
NRQ - ボストーク
これ聴くとやっぱり二胡はじめてよかったと思います。