落日飛車　"Infinity Sunset" tour in Tokyo - ほぼドイツ！世界音楽見聞録

2023/01/11 Spotify O-East ついに落日飛車のライブに行けました！

素晴らしかった。ただただ素晴らしかった。

まずみんなの服が可愛かった。音楽とファッションの好みは相関があると改めて感じました。

國國さんの帽子と王少軒さんのザリガニセーターほしい。

そしてサックス圧巻でした。さすが切込隊長

インストによるスタート

キーボードか刻む3拍子が怪しげな雰囲気を醸し出しつつ、これからライブが始まるワクワク感を高めてくれました。

VanillaからVillaへスムーズに流れ、Under the Skinへ。甘いメロディと歌声に、生演奏を聴けた喜びを噛み締めていました。

國國さんのMC

日本語、中国語、英語を交えて話してくれました。日本語はカタコトながらもとても発音がきれいで、僕は日本語は上手じゃないけど、歌は上手とお茶目に言っていたのがよかった。会場がどっと沸いていた。さすがカリスマ。

New Drugはひと昔から見た未来都市感あるなぁと勝手に思っているのですが、とにかくサックスソロずるかった。これが爆イケか、、、と震えました。私も二胡がんばる。

そしてベースとキーボードのお二人は來吧焙焙を経て落日飛車に加入したのですね。

Junji Kikko のリリースが2016年なので、お二人が加入したことで、サイケAORなどと言われる落日飛車ならではのオシャセンチメンタルサウンドがあるのだなとしみじみと。

Summum Bonum。イントロですごくわくわくする曲。よく口ずさんでいるので今回聴けて嬉しかった。からのAngel Disco Loveでボルテージ最高潮。

そして皆さんお待ちかねの My Jinji 。イントロが始まった途端会場が沸きました。

最後の繰り返しのところが最高だった。ライブ映えする曲ですよね。

Soft StormからOverlove, Teahouseと続き、日本アニメ「Sonny Boy」に使用されたLet There Be Light Again。センチメンタルサウンド。

初期(2011年)のアルバム Bossa Nova からはNo Man's Land, Little Monkey Rides on the Little Donkey, Bomb of Loveが聴けました。私はSoft Stormから落日飛車を知ったため、この時期の曲はあまり刺さらなかったのですが、ライブで聴いた後に大好きになりました。モンキードンキーのリフがクセになります。Bomb of Loveのイントロのドラムがシンプルながらもかっこよかった。昔の映像が背景に流れててそれもよかった。

そしてラストスパート。

最近大好きになった Little Balcony。軽快でポップなサウンドが心地いいです。Singleにはタイのバンド"Phum Viphurit"バージョンも収録させていて、そちらも素敵です。

Jellyfishではドラムの羅尊龍さんの優しい歌声が聴けました。ずっと見ていたい夢から覚めてしまった感覚が呼び起こされました。

我是一隻魚は今回唯一の中国語曲でしたね。オリジナルは任賢齊によるものです。そしてGreedyのあと、最後の曲ですと挨拶がありSlowが演奏されました。青い照明の中しっとりと静かに流れる音楽の中で、今回のライブを噛み締めておりました。

ステージからメンバーが去った後、アンコールの掛け声が湧き上がり、メンバーが戻ってきました。こういう時掛け声できる人に感謝ですね。Candlelight をリクエストする声が多く上がっている中、始まったのはBossa Novaに収録されているI Know You Know I Love You 。みんなで歌いたくなる素敵な曲でアンコールにぴったりです。でもそれと同時にCandlelight 今回はしないのか、、、とおそらく私以外の観客も思っていたであろうその時、ギターとキーボードによるイントロが始まったではありませんか。

生演奏を聴けて感無量です。音源とは一味違った柔らかな質感でありながらクライマックスのドラムの盛り上がりも最高でした。

セットリスト　(違ってたらすみません)

0. ???(instrumental的something)

1. Vanilla

2. Villa

3. Under the Skin

4. New Drug

5. Summum Bonum

6. Angel Disco Love

7. My Jinji

8. Overlove

9. Teahouse