2022/11/12 (土) 日比谷野音の OGRE YOU ASSHOLE / D. A. N. Optimo "Rhythm & Sound"に行ってきました。
直後に謎の高熱(コロナではなかった)が出たため、かなり時間が空いてしまいましたが記録として残したいと思います。
D.A.N.ライブ活動休止ですってね。
今年に入ってから魅力に気づいた私にとってはかなり衝撃的なニュースでした。
でも大丈夫。なぜならライブのチケット取れていたから。
またライブを再開してくれることを願いつつ、思う存分噛み締めようという思いで足を運びました。
野外ライブに行くのは初めてだったので、その点でもわくわくしながら向かいました。
16時開場、17時開演だったので日が落ちる前からのスタートでした。寒さが少し心配でブランケットを持参しましたが、天候が良かったため杞憂でした。
会場に入るとDJ mewの繋ぐ音が響き渡っており、気持ちが昂ります。
まずはOGRE YOU ASSHOLEから。恥ずかしながら楽曲をよく知らなかったのですが、めちゃよかった。曲のことを知っているともっと楽しめたのに、と感じたのですが、そう思えるってとても素敵なことですね。いろいろ開拓できるのも複数アーティストが出るライブの良さだと思います。
小休憩をはさみD.A.N.の時間になりました。
セットリストは以下の通り。
4アルバム(D.A.N., TEMPEST, Sonatine, NO MOON)から2,3曲ずつピックアップされており、かなりバランスがよかったです。
1. Aechmea
2. SSWB
3. Sundance
4. Navy
5. Tempest
6. Replica
7. No Moon
8. Chance
9. Anthem
Aechmeaを１曲目にもってくるとはさすが！となりました。
D.A.N.の曲ってイントロが長いイメージがあるのですが(Anthemなんて歌い出しが2:37ですからね)、この曲は最初からボーカルが入ります。
櫻木さんの透明感のある神秘的な声が野音に響きわたり、それはそれは心地のよいものでした。会場外を歩いている人々よ、これがD.A.N.だぜ、と私はなんもしてないのに得意気になったりもしました。
夜風を感じながらのSSWBはチルアウト以外のなにものでもありませんでした。SSWBって何の略だか知っていましたか？私は最近まで知りませんでした。
人は自分に似ているものには親近感が沸くもので、何の略かを知ってからはより一層好きになりました。まあ私の場合はSuper Shy Even With Beerなのですが。
SSWBキャップ欲しかったな。もう売ってないですよね。。。無念。
Sundanceをライブで聴いてみたいと思っていたので夢が叶いました。Sundanceってなんか誰でも感じることができる普遍で土着的信仰というか、人間の根幹にある"生"を感じます。やはりこういう曲こそ実際にライブで聴くと良さが際立ちますよね。照明の色もよかったです。
他の曲もとても良かったので、また追記していきたいです。
最後の曲はやはりAnthem。2:37もある長いイントロにゾクゾクしながら未来の無重力のダンスフロアへの希望と、最後の悲しみを感じていました。
そうこう思っている間に体がビートに合わせて動き出し、会場が無重力のダンスフロアと化しました。血が体中を駆け巡るのを感じ、これがライブの醍醐味だ実感しました。
そして小林うてなさんのスティールパンめちゃ素敵でした。サポート力計り知れない。
Anthemが終わるとアンコールの掛け声がちらほらと上がり、段々と大きくなっていったのでSSEWBの私も手拍子に参加しました。メンバーの方々が再登壇したときは嬉しかったですね。その時櫻木さんの「最後だから盛り上がるもんですね、普段から盛り上がってほしかった、マジで!」的な言葉が印象的でした。やはり自分が好きなもの、やりたいことに対しては後悔しないためにも能動的に行動することって大事なのかもしれないです。思っているだけでは伝わらないこともありますからね。
アンコール曲は1stアルバムに収録されている「Time Machine」でした。
Time Machineもなんか切なくて好きなんですよね。TempalayのTIME MACHINEも最高だし、タイムマシンと名の付く曲に外れなし、と思っています。
しっとりとした少し切ない気持ちに包まれて帰路につきましたとさ。
またいつかライブ活動が再開されることを願っています。
- provided courtesy of iTunes
次行くライブは念願の落日飛車。今から楽しみです。
