私の大好きな落日飛車、その中でもお気に入りのアルバム"Soft Storm"の収録曲についてつらつらと勝手に書いていきます。
自分がどんな音楽を聴いていたかを数年後に見返すことが主な目的ですので、生暖かい流し目でお願いします。
今回は第一弾として"Teahouse"について
イントロの鍵盤とギターアルベジオの調和がとても美しく印象的な曲です。
切なさと温かさが入り混じっている気持ちになり、世界が滅びる直前に聴きたいなと思っています。
(イメージとしては大量の隕石みたいなのが地球全体に落ちてきている状況)
歌詞について
まず、冒頭に"in my dream"とあることから、今から語ることは現実ではないと意識させられます。
その後も何度も"dream"と歌詞にあることで、現実には起こり得ないことなのだと切なくなります。
Teahouseってところが日常にありながら非現実感を醸し出しており、これまた絶妙ですね。
日常の中にある些細な事を誰かと共有できる幸せを再認識させてくれる曲だと思います。
~以下妄想情景~
海辺の丘の上にある小さい家にあなたと暮らしている。
窓からは風と波の音が入り、とても穏やかな時間が流れる。
これが私の幸せだったんだとしみじみ。
さてさて、お茶を淹れよう。
いつものお気に入りのカップで、今日は紅茶にしようか。
お湯が沸くまでしばらく座って待つ。窓に目をやると月が雲から顔を覗かせる。
床に横たわりふと思い出す、あなたはここにいないことを。
あなたとTeahouseで暮らしたい。
私は夢を見ていたのだ...
......いや、夢ではない。
確かに私たちはあの丘で出会った。
海岸から風が吹き抜ける。
この世界では私たちにあるのは時間だけ。
あなたに届くよう大声で叫ぶ、
「Teahouseで一緒に暮らしたい
私をTeahouseに置いていかないで」
~おわり~
コード進行
コード進行はAメジャーのダイアトニックコードが中心です。初心者の私には非常にありがたい。
A - D - A - D - Bm - E - A - F#m - D - E - A
基本的にこの形が繰り返されます。
間奏部分はFとGでギターはペンタトニックになっています。
アルバム1曲目の"Soft Storm"もペンタトニックが印象的なので、アルバムを通して統一感があってこれまたいいですね。
シンプルな曲調だからこそそれぞれの素材の良さが際立つ一曲ですね。
今これをスタバで書いているのですが、"Teahouse"を聴いていると、
ふふふ、私は今めちゃお洒落な曲を聴いているのだよ。と
ティーラテ アールグレイ オールミルクを飲みながら余裕の笑みを浮かべているので、
家で聴くのはもちろん、外での作業のお供にもお勧めです。