語学学校に再び通い始めました。
今年の春にインテグレーションコースを修了し、あれよあれよと時が過ぎ、11月からB2のコースに通っています。この間は旅行に行ったり日本に一時帰国したり、のんきに過ごしていたのですが、自力でB2の勉強するには限界を感じて、そろそろドイツ語学校行くか思い、重い腰をあげました。
学校選択
インテグレーションコースは私立語学学校で受講したのですが、今回はVHS(市民学校)で受けることにしました。理由は2つありまして、一つ目は安いから、二つ目は授業頻度です。やっぱ安い方に惹かれる。授業のクオリティとか雰囲気とかは多少は金額と相関ある気もするけど、そんな変わらんでしょう。そして以前行っていた私立学校のコースは平日毎日あるのですが、VHSの今回私が受けるコースは週3回。しかも火~木で最高。
私が通うVHSが提供するB2のコースはB2.0、B2.1、B2.2の3部構成。当初はB2.1のコースから受講しようと思い登録に行ったのですが、B2.1から受講したければテストを受ける必要があるとのことで、めんどくさかったので(ほんとはテスト自信なかったので)、おとなしくB2.0から受講することにしました。
ちなみにB2.0はB1までの総復習をしながらB2への基盤を作る的な位置づけらしい。受講条件としてはB1の合格証あるいはB1の能力があると示すことができればいいとのこと。
登録を無事済ました私は、そわそわしながら授業開始日を待ったのであった、、、
授業内容
今週3日間で時制の復習をした。現在形、現在完了、過去、過去完了とか、そういうやつです。耳タコなやつです。
先生は2人体制で、授業の進め方としては火、木がメインの先生(初老のドイツ女性)が、水曜日はもう一人の先生(こちらも初老のドイツ女性)が文法を中心に進めるとのことだが、今のところ内容にそんなに差を感じられない。
ちなみに使用するテキストは、B1+ express Kontext Kurs-und Übungsbuchと、B1+ Kontext Intensivtrainerです。
これらの本を探すのに苦労しましたよ、、、結局でっけえ本屋(Dussmann)まで行かないと手に入らなかった。
今週はこの中からLektion1の時間に関するテーマに沿って学びました。中の読み物が内容的に面白くて喜びを感じました。ドイツ語で面白いと思える文章を読むことができるようになったのか、としみじみと。授業中に文章を読み、その文章に組み込まれていた文法的要素や語彙を練習問題なんかで補強する感じでした。
授業の様子
受講者数は20人で今回もかなり国際的です。最多はイランで時点はコスタリカ(めずらし!)、あとはエジプト、インド、セルビア、アルゼンチン、ブルガリア、トルコ、フィンランド、フィリピン、スリランカ、バレンシア、韓国などなど。語学学校に通わなければ出会うことがなかったであろう人々と知り合えるのは面白い。
(インテグレーションコースの時は友達できるかなあ、とそわそわした気持ちを持ち合わせて参加していたのだが、今回はこれ以上人付き合いの輪を広げなくてもいいなという気持ちのもと出席している。)
インテグレーションコースは半強制的なところがあったが、今回は自発的に受講している人しかいないので、みんなモチベーションが高いなあと思っています。(遅刻してくる人はいるが。)
そしてよく喋る。ドイツ語を普通に話しているし、授業中もよく質問する人が数名いて、内向的な私は少なからず圧倒されている。言語学習の上でアドバンテージになるだろうから、尊敬する。例えば先生が何か質問したことに対して私は1(聞かれたことだけ)しか答えないときに、彼らは5ぐらい喋る。意識的、無意識的を問わずすごい。
まあ自分のペースでぼちぼちやっていきたいです。学校通う前よりは明らかにドイツ語を聞いて話す量が増えているので、ひとまずきちんと通ったら、それで良しとしよう。
今日の1曲
Smetana - Klaviertrio G-Moll, Op.15: II
前にベルリンフィルのランチタイムコンサートでこの曲を知りました。
中盤のおだやか~なところが好きです。