ほぼドイツ!世界音楽見聞録

2023年よりドイツに居座っています。アジア音楽を中心に広く浅く聞いたり、二胡弾いたり

台湾バンド 傻子與白痴

自分好みの音楽を見つけた時の高揚感って何ものにも代えがたいですよねぇ。

最近Apple Musicの大海原で見つけてしまいました。

 

傻子與白痴 (Fool And Idiot)

 

バンド名は何度か見かけたことはあったのですが、名前的にあんまり良い印象がもてず、勝手に敬遠していました。。。今となればもったいないことしてたな。

私が手を伸ばすきっかけになったのはアルバム「Year of Fate」ジャケットアートがかっこよかったからです。↓

 

Year of Fate

Year of Fate

  • 傻子與白痴
  • ポップ
  • ¥1069

 

バンド名の意味は漢字からある程度推測できるかと思いますが、「バカ&バカ」です。

 

傻子 [shǎ zi]:バカ、愚か者

白痴 [Bái chī]:バカ、白痴

この2単語のニュアンスの違いをうまく書くのは難しい。。。

 

なぜこのバンド名にしたのか気になるけど中国語の記事を読む気力と体力が今はないのでまたの機会に。

 

結成は2015年、現在は4人で活動しているようです。

おそらく全員が90年代半ば~後半生まれで、ドラムの徐維均とボーカルの蔡維澤が高校時代にバンドを結成したことがはじまりのようです。

んー、私の中国語力が低すぎて情報が出がらしのお茶より薄いですね。

中国語の勉強再開しなければ。

 

 

アルバム「Year of Fate」についてなのですが、7曲入り30分なので気軽に聴けると思います。

 

まず1曲目「愛的萬物論」がめちゃいいのですよ。

3拍子、ピアノ、チェロといった私が好きな要素が組み合わされており、すぐアルバムダウンロードしました。

タイトルを直訳すると「愛のセオリー」的な感じてすかね。

歌詞はラブソングというよりかは哲学的な方向性のように感じました。

あと、ボーカル高音がめちゃ素敵なのですわ。

ぜひ聴いてみてください。

 

2曲目の「Pinky Sunset」も好き。1曲目との声のギャップがよいです。

 

リード曲は「OY」のようです。

こちらはMVも公開されていてポップな曲調が楽しい1曲。

 

6曲目の「第一支舞」はえらくレトロな感じだと思ったら、葉佳修というシンガーソングライターの方の曲をカバーしており、懐かしさが感じられるものとなっています。

 

全体を通してなんかQueenをリスペクトしているような気がしないでもないような、と感じました。

 

非常に情報薄いのでしばらくして追記できればと思います。