インテグレーションコース(ドイツ語学校)、156日目が終わりました。
今日は昨日と打って変わって肌寒かった。(最高気温16℃)
(インテグレーションコースとは)
授業内容
前半は昨日に引き続き主要政党についてプレゼンするということをした。私のグループはAfD担当だったので、それについて発表した。主な政策として移民政策を掲げており、イスラム教はドイツに属さないと明言しているが、半数近くがイスラム教徒もしくはそれに近いルーツを持つ人たちの前でそれを言うのは憚られた。そして外交政策は西側のやり方を批判しており、この政党は新ロシア的なため、こちらも過半数がウクライナ人の教室で言うのは憚られた。結果としてぼんやりとしたことしか発表していない。
先生はAfDについて考えることは重要だとみんなに話していた。あるウクライナ男性が、「なぜAfDは現在多数の支持を得ているのか?」と先生に質問すると、「それはディスカッションすべき」重要なテーマだと言っていた。
一通りの発表後、先生は生徒にどの政党を指示するか尋ねた。先生は必ずしもここで言う必要はないと言っていたが、私は衝撃を受けたのだった。日本では気軽に政治と宗教の話はしない方がいい、という共通認識があった(少なくとも私の周りではそうだった。)。
私は日本にいたときは自分がリベラルよりだという意識があったのだが、ドイツに住むようになってだいぶ保守的になったと自分で思う。
ウクライナガールはSPDを支持する、と明言していた。一方で彼女は累進課税制度に物申していた。
ドイツはディスカッションする文化があるとどこかで聞いたことがあるが、学校でもよくディスカッションする場が設けられる。私は少々面食らうが、ドイツ語習得の観点でも自分のためになるのでありがたいと思うようにしている。(好きではないが)
授業の様子
ラマダンが明けた。今晩は各家庭でお祝いをするそうだ。休憩時間もコーヒーとクッキーを楽しんでいた。イスラムの人々は家族を大事にしていて、非常に人情味があるなあと思う。先生はトルコ女性に今日は朝ごはんを食べたのか尋ねていた。彼女は嬉しそうに今晩お祝いをすることを話していた。
授業内容のせいもあり、最近国とか宗教について考えることが増え、頭がそれに支配されてしまっている。テストが近いというのに。
宿題
なし
今日の1曲
スピッツ - 青い車