ほぼドイツ!世界音楽見聞録

2023年よりドイツに居座っています。アジア音楽を中心に広く浅く聞いたり、二胡弾いたり

二胡日記 1

二胡を始めて1年ちょっとが経ちました。

今回は今の状況を備忘録として残したいと思います。

 

そもそも二胡を始めたきっかけはTempalayの大東京万博を聴いたことが大きいです。

二胡の情緒的な音色とバンドアンサンブルがすごくかっこよくて。

 

大東京万博

大東京万博

  • provided courtesy of iTunes

 

 

それまでも何度か二胡弾いてみたいなあと思ったことはあったのですが、なんか西洋楽器よりハードルが高くて。先生探しも大変そうだなあと思い、行動に移してなかったんです。

 

私が二胡という楽器を認識したのは小学生の頃でした。

当時は女子十二楽坊が流行っていてテレビCMなんかで見てかっこいいなあと思っていた記憶があります。

(中国雑技団とかも流行ってて、幼心に中国凄いって思っていたのも思い出しました。)

 

でも二胡を習いたいという感情は抱かなかったですね。憧れはあったと思うのですが、田舎で二胡を習う発想がなかったのだと思います。

 

楽器を習うといったらピアノが王道でした。

私は色々齧るだけ齧ってきました。

(エレクトーン、ピアノ、オーボエ、トランペット、バイオリン、ギターetc...)

大半は人前で披露できる腕前は持ち合わせていません。

こう振り返ると、音楽に対しては割と自発的に取り組んでますね。

 

転職をして心に余裕が生まれ、ある程度趣味の時間確保できるようになったのを機に、気分一新二胡を始めてみようと思いました。

 

幸い都市部にアクセスが良いところにいるので、二胡教室は色々ありました。

といっても、まずは無難に大手の音楽教室へ通うことからスタートしました。

今は他の二胡を専門としている先生に習っています。

 

今秋に発表会があるのでそわそわしています。

発表会っていう響き、中学生のときピアノの発表会に参加した以来なので懐かしさを感じながら練習に励んでいます。

 

今回は「蘇南小曲」を演奏することにしました。

杭州の西湖を描いた作品だとか。

私の訪れてみたい場所No. 1です。

 

蘇南小曲

蘇南小曲

  • 朱 昌耀 (二胡)
  • ワールド
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

江南地方の抑揚のある話し方のようなメロディーが印象的です。

 

はあ、いつか中国に行ってみたい(コロナ長い)

 

譜面はD調なので大変読みやすい。

未だに移動ド&数字譜に慣れていないので。。。

装飾やポルタメントが多く、それが江南地方の良さを出しているのですが、美しく弾くのは難しい。鍛錬が必要です。

発表会が黒歴史にならないように頑張ります。