今年も暑い夏がやってまいりましたが、こんなときは北欧音楽でも聴いて涼もうではありませんか。
ということで、北欧1か国毎に1アルバムずつ、私の今の一押しアーティストを勝手に取り上げます。
タイトルに1周目と付けましたが果たして続くのでしょうか、、、
北欧ってなんかお洒落ですよね。インテリアとか食器とか有名なブランドも多いですし。
シンプルでありながら個性があり、でもどことなく落ち着く。素晴らしい。
音楽もなかなか良いのですよ。
Sigur Rósなんかは有名で私も大好きですが、今回は他のもいいのありますよ、という感じで書いていければと思っております。
それではいってみましょう~
アイスランド
Hugar 「Rift」
2021年リリース
16曲で1時間程度、ジャンルとしてはELECTRONICに分類されています(Apple Music)。
Hugarはアイスランド出身の男性二人組です。
収録曲はすべてInstrumentalです。
1曲ごとに特徴があると言うよりは、アルバムとしての流れが美しいです。
ほわーんとしたシンセや天に召されそうになるストリングスが心地よく、寝付けない夜なんかにおすすめです。
アイスランドの音楽ってこちらも含めてどこか神秘的で「もののあはれ」を感じるものが多いように思います。(余談ですが、MONO NO AWAREもいいですよね)
そういうところが日本人(主語がでかい)が好きになる要素の1つになり得ているのではなかろうか、と思ったりするのです。
スウェーデン
Mama Sonic 「Plonk - EP」
2016年リリース
5曲 12分構成のEPで、POPに分類されています。
60年代を彷彿とさせるレトロで軽快なサウンドと脱力感のあるボーカルが魅力です。
私は2曲目の「Grapefruit」が可愛らしくて好きです。
ELECTRONICの楽曲を色々聴いた後にこのEPを聴くと初心に帰ったような気になります。
デンマーク
Andachan 「Visualize Happiness」
2021年リリース
11曲 35分構成でジャンルはDUBSTEPに分類されています。
ここでグリーンランダーという変化球を投入。
1曲目「Solitude」の水音が心地いい→2曲目「Ungasissumut」の流れが今っぽさを醸し出しているように感じました。
リフが中毒性があり、ダンスミュージックぽさを出しています。(クラブ行ったことないので知らんけど)
ノルウェー
Hajk 「Drama」
2019年リリース
10曲 33分構成、ジャンルはPOPなんですね。
男女ボーカルの声質が素敵で大好きな5人組バンドです。
全体を通してシンセの低音が心地よく、キャッチーなメロディーとボーカルが際立ちます。
歌詞は全て英語なところも聴きやすさに繋がっていると思います。
今の私の推し曲は、「Breathe」です。
フィンランド
ibe 「VIO」
2022リリース
14曲 48分構成、若きラッパー、ibe君のアルバムです。
フィンランド語って可愛らしくて好きです。
そんなフィンランド語でのラップを好きにならない訳がありません。
フラットなラップとフィンランドの美しい情景を彷彿とさせるバックトラックがよく合っています。
どうでもいい情報ですが、私北欧で唯一フィンランドは行ったことあるのです。アルバム全体の雰囲気と思い出がいい感じに融合しました。
(初日に靭帯切った思い出深い旅でした)
色々な国の音楽に触れるのって楽しいです。
流行っている系統が違って面白いし、他の文化との繋がりを考えたり、その国のことをもっと知りたいというきっかけになります。
2周目も書けたらと思います。