今まで身近すぎて感じなかったけど、離れてから気づく思いってありますよね。
私、ドイツにきて豆腐のこと好きだったんだと気づきました。
でもkein problem、没问题。日本が誇る豆腐はTOFUという名でちょっとイメチェンしてドイツにもいらっしゃいます。なんならヴィーガンフードとして崇められています。なんか”TOFU”って書かれるとUFOみていでわくわくしちゃうね。
先日TOFUを購入して麻婆豆腐に挑戦してみたのですが、ちょっと、というか割と日本の豆腐とは一線を画していたので比較してみようと思います。
ついでに豆腐についてあんまり知らなかったので少しだけ調べてみました。
豆腐の起源
豆腐は中国生まれで誕生した時代は諸説あるようですが、紀元前のころからって書いてあったりするし、遅くとも唐時代の頃にはあったそうな。てことは1400年前くらいからあるってことか、豆腐大先輩だった。
中国って豆腐の種類いっぱいあるもんね。干してぴらぴらの火鍋に入ってるやつとか、白かびでふわふわのかわいいやつとか。台湾で臭豆腐の屋台たくさんあったけど、当時は勇気でなくて食べなかったな。
いつか中華圏に行ってチャレンジしたい。
にしても大豆のままでも食べられるのにわざわざ豆乳にしてにがり入れて固めたり、人間の飽くなき探求心に脱帽です。
豆腐の作り方
農林水産省のサイトに載っていました。
ざっくりと抜粋すると、
1. 大豆を洗って柔らかくなるまで浸水させる(一晩くらい)
2. 5-6倍の水を加えてミキサーですりつぶす
3. 鍋に移してさらに水を加えて煮る。
4. 火を止めて濾して豆乳とおからに分ける
5. 豆乳の温度が70-80度まで下がったら大豆の5wt%のにがりをいれる。
6. 布を敷いたざるに5をいれて重しをのせ、固まったら完成
ふーん、面倒くさいけど、ないならつくればいいじゃんと思ったが、にがりを手に入れる方が豆腐を手に入れるより難易度高そう。
日本、ドイツ豆腐を比較
栄養比較 100gあたり
(日本の豆腐データは下記参照しました)
http://www.zentoren.jp/knowledge/seibun.pdf
パッと見た感じほとんどの成分がドイツの方が2倍ほど多いので、水分量が半分ほどだと考えられます。
実際に食べた感想としても、ずっしりとして噛み応えがあったので、納得の数字です。
炭水化物の値だけ日本のが高くなっているのは何に起因しているのでしょうか?まあ細かいことはいいや。
味はドイツの豆腐もおいしいと感じました。なんか食べるとムキムキかつ健康的になれそう。
味に豆々しさはそんなに感じなかったが意図的にそうしているのか?はたまた私のしたがどうかしているのか?パッケージの写真にあるけどTOFUステーキにするのよさそう。水切りしなくていいしね。
あんま生食に適している感じではないので冷奴とかはそりゃ日本の豆腐の方がおいしく食べれるけど、ドイツのTOFUも別の輝く未来が広がっている、そんな気がしてならんのです。
つるっと滑らかな質感のものはこちらではなかなか手に入りそうもないので、どうしても食べたくなったら豆腐作りに挑戦してみようと思います。
今日の1曲
Yin Yin - Pingpxng
エキゾチック~!