ほぼドイツ!世界音楽見聞録

2023年よりドイツに居座っています。アジア音楽を中心に広く浅く聞いたり、二胡弾いたり

ドイツの日焼け止め買ってみた & D.A.N. - Sundance

ドイツの紫外線、思ってたより強い。

日本で使っていた日焼け止めは出国する際にうっかり手荷物に入れていたので空港で泣く泣く別れを告げました。

なんかこっちの空は日本と比べてパキッとしているというかなんか彩度が高い感じです。緯度が高いからか湿度が低いからかはわかりませんが、なんか紫外線をビシビシと感じる。

引きこもり型人間の私は太陽に当たると赤くなって痒いというか痛くなるのでドイツの日焼け止めを買ってきました。(また音楽について書いていない)

 

とは言いつつも、ドイツで化粧品類って特に何買えばいいのかまだわからない。でも安心せよ、ここは青き英雄ニベアのお膝元。色んな製品にブイブイ幅を利かせている。おかげで現在のシャンプー類はニベアです。

化粧水とか最低限のメイク道具は日本で使っていたものがまだ残っているので追々調べて買ってみたいと思います。

 

いざドラッグストアへ

ドイツのマツキヨ的存在(少なくとも私の認識では)のdmというドラッグストアに行ってきました。

ドラッグストアってどこの国でも楽しいね。化粧品とか見たことないメーカーのがあるし、人種もいろいろだからファンデーションの色もアイシャドウの色もいろいろあって楽しい。

お目当ての日焼け止めコーナーにいったら思ってたよりたくさんの種類がありました。

 

この棚全部日焼け止め(たぶん)

 

どれにしよかな~ってみるけど、どれがいいのかさっぱりわからん。

パッケージを見ると50とか30とかの数字と+(プラス)があるのとないのがある。日本のでもSPA50, PA+++とか聞くなあ、たしか波長の違いで指標が2つあって、値が大きくて+が多いほうが効果あるからそっちを買っていたなあ。棚にある製品を見たところ、50+っていうのが最強そう。でもPAの記載はない、というかわからない。日本とドイツでいろいろ記載基準が違うのか?とかいろいろわからないことだらけでしたが、そこで調べるのも面倒くさいので直感で選びました。

ニベアのもあったのですがdmが出しているものの方がお手頃価格でした。安さに惹かれてdmブランドのにしました。

日焼け止めゲット 顔とデコルテ用

Sundanceっていいネーミングセンスしてんじゃん。D.A.N.のSundanceが脳内再生される。でも逆に日焼けしそうに感じるのは私だけか?Sundanceしてもへっちゃらって意味が込められているのか?

そしてトロピカルなパッケージ。日本のだと青とか白とか涼しげなのが多かった気がするし、そっちの方が売れそうだと思うが、これはセンスの違いによるものなのだろうか?

 

日焼け止めの指標

今更ですが調べてみました。

SPF: Sun Protection Factor

短波長側の紫外線B波(UVB)を防ぐ指標。

 

LSF: Lichtschutzfaktor

SPFのヨーロッパ版。SPFと同義でドイツの製品はこの表記。(それなら統一してほしい)

 

PA: Protection Grade of UVA

長波長側の紫外線A波(UVA)を防ぐ指標。

 

短波長のUVBの方が攻撃力高いが、長波長側のUVAの方が真皮近くまで達するため侮るなかれ。

日焼けで赤く焼けた場合、UVB:UVA=7:3くらいの仕業らしい。

 

Sundanceの成分

OK、指標はわかった。でも今回買ったSundanceにPAの記載なくない?50+ってSPFが50以上ってことよね?UVA防止効果は果たしてないのだろうか。。。?裏面のドイツ語を読んでみる。

 

成分は以下の通り。

水、アジピン酸ジブチル、グリセリン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、安息香酸C12-15アルキル、サリチル酸エチルヘキシル、エチルヘキシルトリアゾン、ビス-ジグリセリルポリアシルジペート2、セチルリン酸カリウム、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、Copernicia cerifera Cera、水素化パームグリセリド、酢酸トコフェロール、 フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、ヒドロキシアセトフェノン、オリザサティバブランセラ、スクワラン、微結晶セルロース、水酸化カリウム、香料、カプリリルグルコル デシレングリコール、サクシノグリカン、イミノジサクシネート四ナトリウム、ガラクトアラビナン、セルロースガム、キサンタンガム、リモネン、α-イソメチルイオノン、カプリルヒドロキサム酸、ベンジルアルコール。

 

紫外線を防ぐ成分は大きく分けて2つあるらしい。紫外線を反射、錯乱させて物理的に防ぐ紫外線錯乱剤(主に酸化チタンや酸化亜鉛)と、紫外線を吸収して化学反応によってより低エネルギーの熱や赤外線に変換する紫外線吸収剤。今まで知らなかったけど日焼け止めのテクノロジーすごいね。塗った肌の上でどんな化学反応が起きているのか気になるからまた後で調べよう。

 

今回買ったSundanceには酸化チタン、酸化亜鉛の記載はないので紫外線錯乱剤は入ってなさそう。

てことは有効成分は紫外線吸収剤のみになると思うけど、UVA, UVBどちらの波長域を吸収する成分が多いのだろう?調べてみました。

 

UVB領域の波長を吸収し、SPF(LSF)の効果を担保するものは以下の通り。

サリチル酸エチルヘキシル、エチルヘキシルトリアゾン、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸

 

UVA領域の波長を吸収し、PAの効果を担保するものは以下の通り。

ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン

 

このサイト成分ごとにとても詳しくわかりやすく書いてあっていいですね。

化粧品成分オンライン

 

UVA, UVB両波長領域にも有効な成分が含まれていることがわかって安心。

 

Sundanceの使用感

べたつかないってパッケージに記載があります。塗ってみると確かに許容できる範囲のべたつき具合。伸びはよくて、白くならなくてよいですね。

あと、これは香り付きで、フローラルと石鹸と何かを混ぜ合わせたような香りに感じます。外国の匂いだーと思いました。決して不快な香りではないですが、無香料の方がやっぱりいいな。(子ども用で無香料あったけどSPF低かった)

 

これから散歩に行くときは塗ってみよう。片側塗らずに比較したいけど、焼けるのいやなのでやらないでおこう。

 

今日の1曲

D.A.N. - Sundance

日焼け止めと同じ名前なので貼らずにはいられない

Sundance

Sundance

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