ほぼドイツ!世界音楽見聞録

2023年よりドイツに居座っています。アジア音楽を中心に広く浅く聞いたり、二胡弾いたり

ドイツでインターネット契約 ~長い月日を経て~ | My Little Lover - Hello,Again~昔からある場所~

ついに、遂にインターネット契約ができました、、、!

感無量、喜びの舞!!!

 

噂には聞いていたけどドイツでインターネット使えるようになるまでの道のりは決して楽ちんではない。

1か月半、長かったなあ。まあおかげでyoutubeを見る習慣がなくなってスマホ依存から脱出できたけれども。

 

今回はネットプロバイダの選定から実際に開通するまでを綴ります。よろしくどうぞ。


(宅配編はこちら。)

lumi8.hatenablog.com

 

 

 


プロバイダ選定

ドイツではDSLとケーブル回線が2大主流とのこと。DSLはテレコム、ケーブルはボーダフォンで棲み分けてそう。
先人たちのブログを読み漁るとDSLは工事が必要で1か月以上待たされることが多いのでケーブルを勧めている人が多い。
1か月インターネットが満足に使用できない状況を想像してご覧、、、それはたまったもんじゃあないですよ。


ボーダフォンのサイトで新居の住所がケーブル回線に対応していることが確認できたので一安心。やったね!
部屋にケーブルの差込口があるのも確認できたのでボーダフォンのケーブル回線でちゃちゃっと契約しました。
てかボーダフォンって響き懐かしすぎる。小さいころ両親の携帯キャリアボーダフォンだったわ。

 

順風満帆だと思っていた。この時までは。。。

 

 

プラン設定

通信速度によっていくつかプランが分かれており、高速になるにつれてお値段も高額に。

ダウンロード/Mbps アップロード/Mbps 割引 ~6か月/€ それ以降/ € 2年間総額 /€
1000 50 0 49.99 49.99 1199.76
500 50 120 19.99 49.99 899.76
250 50 100 19.99 44.99 829.76
100 50 100 19.99 39.99 739.76
50 25 50 9.99 34.99 639.76

(2023年6月時点)

 

下り100Mbpあればいいかなと思い、そのプランを選択。

契約は2年縛りなので注意です。

 

ケーブル回線奮闘記

6/7 (水)

DHLからルーターを受け取り、喜び勇んで取り付け。

ケーブルセット 盛り沢山

あれ、説明書どおりに組んだのに繋がらない。なんで?抜いたり挿したりいろいろ試した。何度もね。でも信号を受信してくれない。

渋渋カスタマーサービスに連絡。

 

6/12 (月)
技術者が家に来てチェック。
部屋のケーブルのプラグをみて、これではだめといった雰囲気で、他のプラグがあるかを探したが見つからず。技術者の兄ちゃんにこのアパートでボーダフォンで契約しているのは2件だけだ!too badと言われたけどそれは私の知るところではない。
地下も確認して配電盤があるところに案内したがケーブルのそれではなかったらしい。

私は他の配電盤のありかを知らなかったのでその日に我々にできることはなかった。

また来ると言い残して技術者は去っていった。


数日後
ケーブルテレビの配電盤がある地下室で再度確認したいからアパートの管理人の電話番号を教えてくれと連絡があったので大家に確認。
大家曰く、前の入居者はテレコムでDSL契約をしていたようで工事も不要だったと言われた。
だったらDSLで契約すればよかった、、、と思いつつ管理人の電話番号をゲット。

もうDSL契約に変更したほうが楽なのでは?と思いボーダフォンにその旨を連絡。
返信は、技術者がもう一度試してそれでだめなら契約を変更するとのこと。
技術者からの連絡を待つが一向に来ない。こちらから問い合わせると、アパートの管理人になかなか電話が繋がらないらしい。。。

 

6/19(月)
ボーダフォンから電話がかかってくる。
担当者がドイツ語でのみの対応だったのでよくわからず、再度掛けなおすとのこと。
その夜、ケーブルインターネットの契約がキャンセルされたとのメールを受ける。

 

6/20(火)
唐突にキャンセルの連絡を受けて、わけわからないので店舗へ相談に行くことに。
最寄りのショップに行くと、営業時間内なのに閉まっていた。ドイツ。。。
次に近い店に行って、つたないドイツ語でネット契約で問題があるから相談したいと伝えると、
カスタマーサービスの電話番号を渡されてBay!と言われた。ドイツ。。。
まあ小さい店だったから仕方ない。心が折れそうになりながら、今度は大きめのショップへ行ってみた。
ここでは話を聞いてくれた。しかも英語で対応してくれた。
私は英語も苦手だけどなんとかコミュニケーションはとれた、はず。

 

~確認内容~

・現状の共有
→カンペを用意して行ったのでできた

・どのような状況なのかの確認
→すでに契約はキャンセルされている

ルーター返却できるか
→店舗では不可。指定の宛先に送り返す必要がある。
(担当の方が親切に送り状を印刷してくれた。優しい)

DSL契約できるか
→できるが、滞在許可証等の証明書が必要。持ってきてないのでここでは無理だった

上手く話せない自分にもどかしさと苛立ちを感じながらも目的は果たせたのでよしとしよう。

 

夕方にDSL切り替えについてのメールがくる。(おそらく店舗での対応とは独立している)

これでDSLへ契約内容を変更できそう。

 

DSL契約へ切り替え

DSLだとやはり工事は必要なのだろうか、と不安になりながら契約書がメールで送られてきた。中身を見ると工事は7/12との記載が。

ああ、結構先だなあとがっかりしながらもこればかりは仕方ない。

 

それとまたルーターを受け取らなくてはならない。でも心配無用。我々にはDHL Packstationがある。これは公共宅配ボックスみたいなもので、いつでも受け取れるすぐれものなのだ。

と思っていたらGLSという別の配達業者で送られてきたので使えなかった。でも今回はおとなしく予定日に待っていたら届いたよ。よかった。

(どうでもいいけど、DHLとかDSLとかGSLとかなんか似てるね。紛らわしい~)

DSLセット ルーターは思ったよりコンパクト

 

ただ、一つ重大な問題が。地下室にある配電盤にアクセスできるようにしなければならない。アクセスするには管理人の方に地下を開けてもらう必要がある。

大家と管理人に連絡をするがなかなか返信がこない。

もやもやしているとプロバイダから、前の住人がDSLだった場合、工事不要で開通できる場合があるよ!とメッセージが。

よっしゃ!前の人の名前知ってるし、工事のおじさん待たなくてもいいかも!期待してはだめだと思いつつも期待せずにはいられない。

結局、残念ながら工事が必要との連絡があり、ぬか喜びに終わった。

 

そうこうしている内に管理人と連絡が取れ、当日技術者が訪れた後に管理人に連絡すれば来てもらえることに。ひとまず良かった。あとは当日ちゃんと技術者が来てくれさえすればどうにかなりそう。(ドイツでは技術者がこなかったケースが割とあるようです。そうなるとまた予約となり先延ばし。。)

 

7/12 (水)

無事技術者が家にきました。(よかった)

まず、アパートの前にあるテレコムと書いてある分電盤?みたいなのをいじった後、部屋のDSLのソケットに専用の何かを繋げて、再度分電盤?を確認してOK!とのこと。

ルーターを繋げて暫く待つとインターネットに接続されました。

我々は待ちに待ったインターネットを手に入れたのです。

この日は随分とスムーズに進んだので、これは夢か現実か分からなくなってしまいそうでしたが、確かに私たちはインターネットの自由を手にしました。

 

こうして私は今心に羽が生えているので、ついつい他人にとってはしょうもないことも書き残しているのです。

 

youtubeだって見られるし、Twitterもガンガン使える喜びよ。

これでまた生きている記録を残していきます。

 

 

今日の1曲

My Little Lover - Hello,Again~昔からある場所~
Hello,Again~昔からある場所~

Hello,Again~昔からある場所~

  • provided courtesy of iTunes

 

カラオケでよく歌います。ああ、カラオケ行きたい。ドイツにあるんかな。